公演詳細 | 長尾一広の“ドラゴンロード”

長尾一広の“ドラゴンロード”

中島俊介が役者・長尾一広としての日々の行動やら何やらを書いていく気まぐれなブログです

SkyTheaterPROJECT  朗読公演
「さようならファーストエイジ」


脚本・演出
四方田直樹(Sky Theater PROJECT)

出演
たきざわちえ象(瀧澤千恵)
丸山小百合
石井卓真
西川大
(以上、Sky Theater PROJECT)

いつノまな
石松千明
平野彰子(THE TRICKTOPS/オレガユナイデッド)
地脇慎也
杉島俊輝
川守田佳希
朝城かずあき(ブラッシュアップ・ワン)
姉崎凌(時代絵巻AsH)
飯塚志織
めつぎさとみ
長尾一広(Teamかわのじ)

公演日時
18(木) 14:00(A) 19:00(B)
19(金) 14:00(B) 19:00(A)
20(土) 12:00(B) 15:30(A) 19:00(B)
21(日) 11:30(A) 15:00(B) 18:00(A)

料金
前売・当日  2000円
全席自由席・日時指定

ご予約はこちらまでウインク

場所



あらすじ
夏休みには
おばあちゃん家に
行くのが決まり。

この世界におばあちゃんは
うちのおばあちゃんしかいない。

おばあちゃんは
最後のファーストエイジだ。



医療技術の進歩によって
現在の倍ほども人類の寿命がのびたが、
その後、悪性のウイルスによって
新しく生まれてくる人類の平均寿命が
現在の半分ほどになってしまった近未来。

生まれてくる者たちにしか
影響をあらわさない
そのウイルスによって、
人類は長寿命の祖父母が
短命な孫、曾孫…玄孫、
続いて生まれてくる自分の子孫の死を
看取る様な時代に入ることとなった。

いつの頃から、
元の長命な世代を人々は
「ファーストエイジ」、
続く短命の世代を
「セカンドエイジ」
と呼ぶようになった。

別れがあり、
悲しみがあり、
絶望があった。
戦争になったりもした。

停滞があり、
模索があり、
諦めがあった。
刹那的な享楽が
世界を覆ったこともあった。

そして、結局その現実を受け入れた。

ちょっとした発展があり、
ちょっとした希望があり、
ちょっとした幸せがあった。
それでも人は生きて行くんだ、と。

そして、さらに時代は進み、
ファーストエイジたちが
寿命を迎える頃となった。

長寿の彼らとて
永遠の命があるわけでは無い。
緩やかに
ファーストエイジたちの数は減り、
最後の一人。

1987年生まれ、243歳
「鷹野梨花」を残すのみとなった。